間取りの決め方

住宅の間取りを考えていくと本当にキリがなく、無限性を感じます。
限りがないって、楽しいですよね?(人によります・・・

宇宙は限りがないから、多くの研究者がそれを追い求めています。
限度がないことは、研究心に火を付けます。
住宅の間取りも、仕様も、工法もすべて無限性 があります。

住宅においても研究者が次々に新しい発見をして、良いものはどんどん取り入れられていきます。
大きな地震があるたびに、大きな災害があるたびに、それは大きな変化を迎えています。
大地震に耐えうる耐震性や、耐火性の構造部分、資源の観点から太陽光発電の普及、地球温暖化を防ぐために住宅の断熱性の向上など、日々変化をしております。

今の時代、何億年という地球の生涯の中で、ここ100年の間で、新幹線が走り、飛行機が飛び、ネット社会が普及し等々、社会情勢の変化は目覚ましく、それが発生する前の時代では想像がつかない程、時代の変革期にある時代といえるのではないかと思います。

これから先の想像は果てしないですし、住宅も大きく様変わりするかもしれません。
しかし、住宅の工法や仕様は大きく変わっていても、”間取り”はそれ程変化がありません。
無限性は併せ持っていますが、大きな変化はあまり感じません。太陽の上がる方向や自然の環境が、”不変性”を強く持っているからだと思います。

間取りを決める際は、やはり自然に従う事が最大の決定権かと思います。
(スタートから話が大きくなり過ぎて、無理やりなまとめ方になりました・・・(笑))

太陽は東から上がり、南を経て、西に沈む。
この現象を、生活スタイルにふまえて、間取りを考えていくと答えが少しづつ見えてきます。

配置の仕方は、前項もふまえた検討と、また後々にもお話していきたいと思います。

間取りの検討の際、同時に、人が感じる空間の広さの把握の仕方も検討に入れる必要があります。

「部屋は広い方がいいが、予算を考えると規模を大きくできない」という考えは一般的で、その際には出来るだけ”無駄なスペースを省く”事を考えます。例えば、廊下です。限られた空間でこれを広く取らない程、部屋を広くできます。

最近はこのイメージの間取りが多く出ていて、玄関ホールから扉を開けるとリビングにつながり、そこから洗面所・浴室、トイレ、上階への階段へと動線がつながる形です。
実際、そのイメージの完成した建物を見に行くと、広々とした印象が強く、非常に好感のもてる作りになっております。

しかしこの間取りにも、デメリットは隠されており、客人が来てもまずはリビングを通らなければ、どこへも行けないことです。この場合、普段、物が散らかりやすいリビングを常にきれいにしておく必要があります。(これは、実はメリットかもしれませんが・・・

また、子供が学校から帰ってきた時、友達を連れてきた時、必ずリビングを通るので、親からすると、目を行き届かせる事が出来、大きなメリットです(が、子供たちからするとこれはデメリットかもしれません・・・)。
自分たちが子供の頃を想像すると、小さい頃はこの状況でも何も感じないと思いますが、思春期の頃になると、この事実は大きく、遊びに連れてくることはだいぶ控えめになるかもしれません(笑)。

そういう想像もふまえ、この間取りで決めるとなればOKです。
そういう事実に当たるかも知れない想像ができていれば、教育や生活スタイルから考える事も出来ます。
逆にそういう想像がない中で、生活をしていくとその壁にぶつかった際、改築や増築の検討に入ってしまったり、子供たちが大学生くらいになったら、家に帰ってこなくなってしまったりと、様々な事が起こりかねません。
慎重に検討する必要があります。

”無駄”というと良く無駄扱いされるスペースとして、”吹き抜け”が挙げられます。
確かに、足の踏み場がないので、スペースとして使い道がありません。
吹き抜けの効果として、大きいのはやはり日当たりの面です。
玄関上に吹き抜けを設けるケースが多くあります(特に真ん中玄関で玄関ホールに窓が取れない場合)。
玄関は滞在する事は少ないですが、毎日、何回も通る場所なので、場合によっては贅沢をしても良い場所かと思います。明るい玄関は気持ちも良いものです。
また、吹き抜けは空間としての広がりも出せるため、客人に対しても、住宅を優雅な作りに見せる事が出来ます。
空間は、人がじっくりと見るものでなくとも、意外と意識の中では見ているものです。玄関に限らず、リビング等にも有効利用できると思います。

とはいえ、使えない空間に変わりはなく、不要な方はわざわざ作る必要はないと思います。
うちの自宅は玄関上部に吹き抜けがあります。確かに玄関は明るいです。でも時々、「ここに床が張られていれば、本棚とか置けるのになぁ・・・」なんて考えることもしばしばで、間取りはやはり、その時々の気分にて、良し悪しの変化があるなぁ・・・という事だなと感じております。
なので、完璧な間取りはないのです。

先ほどは無駄と表現した廊下についても、廊下の広い家を見ると、「なんて優雅な家だろう」と気持ちがよくなります。
将来、車いすの生活になっても不便さがやわらぎますし(扉が狭くてはダメですが)、デメリットだけではありません。検討の余地はあります。
もちろんその上で、”自宅には不要”の結論が出ていいですし、その結論の方が多いと思います。

建物全体の大きさを抑える事は、たいがいの場合、予算を抑える事につながります。
また、固定資産税等の税金を抑える事にもなりますので、出来るだけ抑える検討が必要です。
個人差もあり、50坪の家でも”抑えた”方もいれば、20坪の家でも”大きくした”と感じる方もいます。
これは、”所得の差”ではなく、どちらかというと考え方の差によるものが大きいです。

住宅は、人生の中でのかなり大きな買い物である事は間違いなく、一つの”夢”である方も多いと思います。
しかし、当然ですが人生において”住宅を購入する事が全て”ではありません。
あまりお金を掛けすぎてしまって、住宅ローンに日々追われ、遊びも出来ず、旅行も行けず・・では個人的には、「もったいない」と感じてしまいます。

気持ちを明るく保つ事が、楽しく暮らすコツです。
住宅ローンを組むうえでも、無理のない返済を心がけましょう。銀行でもこの辺りは重視しており、普段の生活資金をふまえたローンの組み方を提案してくれます(返済比率に上限をつけていること)。
また、住宅ローンを払いながらも、遊びに・家族旅行に使えるお金も検討しておきましょう。
旅行の費用の積み立て等も、マイホーム取得の費用を検討する際に一緒に考えておくと良いと思います。(もちろん住宅ローンとしてこの部分の費用を借りる事は出来ません!)
ローンについては後々じっくり書き込みしたいと思います。

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