建物の外観・屋根形状

どのような建物に住むか?
という段階で、建物の外観は比較的重視される方が多いです。
自身でも、毎日見るものですし、気に入った形や色にしたいものです。
また、外観は、他人が見た時の第一印象でもあり、仲の良い人でなければ(家に上がる事が無ければ)、その第一印象が最終的な印象でもあります。

当然、家を建てる方でも、外観は全く気にしない方もおります。
そして、その家を見る方々も、外観を全く気にしない方々も多いです。
「性能さえ良ければ、全く気にしない」、これも一つの正解かと思います。

昔は、平屋造りに近い形で、二階は1部屋・2部屋位のもので、下が大きく、上が小さいという造りの家を良く見ました。
一階で過ごす事が多いですし、生活の上では理に叶った造りかと思います。
また、その形の方が、安定感があるように見えます。
今でいう、屋根裏部屋・ロフトのイメージが、二階部分だったのではないかと感じます。

最近では、総二階(1,2階が同じ大きさ)の建物が多くなってきております。
敷地的にも・造る上でも無駄が無いので、敷地の有効利用であり、また予算的な削減が可能です。
同じ40坪で比較した場合、仮に、
一階が大きい建物・・1階を25坪、2階を15坪
総二階の建物・・・・1階も20坪、2階も20坪
と仮定した時、一階が大きい建物の方が、1階部分が5坪大きくなります。
1階が大きいと、基礎コンクリートが5坪多くなる事と、同時に屋根も5坪分大きくなります。
2階の15坪分の屋根と、1・2階の坪数差の10坪分の屋根が必要になります。
そのため一般的には、下が大きい建物の方が総二階よりも金額が高くなる事になります。
1・2階の差が大きくなればなる程、全体が同じ坪数でも、金額は高くなっていきます。

また総二階は、実は造りとしても、強度が出ます。
4隅に1・2階まで続く、通し柱が設置出来、バランスが良くなります。
通し柱は多ければ良いと言うものではなく、つながっている事での不利(ズレの発生)も想定できるため、バランスが大事です。

また屋根形状もシンプルな事で、雨もバランス良く分散して流れるので、雨水が集中して劣化していく部分が出る恐れが、だいぶ少なくなります。

総二階が増えた理由はこんな感じかと思います。

しかし、やはり一階が広い方が見栄えも、使い勝手も好きという方は、金額が少し高くなる事はやむを得ませんが、そういった造りの建物にしても全く問題ありません。
実は、私の家も一階が広いタイプで造りました。

二階は、ほとんど寝る時しか行かないです。
もう少し子供が大きくなり、一人で部屋を使うようになれば、二階が日中も使うスペースとなりますが、今はほとんど利用していません。

強度的にも、総二階の建物がバランスが良いと話いたしましたが、一階が広い建物がバランスが悪い訳では有りません。
今はきっちりと構造計算され、バランスの良い材木の配置の仕方がなされているため、どちらでも問題ないです。

屋根の形状でも外観は変わります。
今現在、一般的に多い形が、切妻屋根です。
昔から、多くあるのですが、最近の太陽光発電の普及に伴い、システムの設置面積の多い切妻の屋根が増えてきました。

切妻屋根↓

太陽光の効率と、水勾配を考慮すると(+陶器瓦)、4寸勾配が望ましいのですが、切妻屋根で洋風なイメージにするには5寸勾配以上あると、おしゃれ感が出るように思います。
そして、妻部分に、アクセサリー(妻飾り)をつけると、「家の顔」というイメージが出てきます。

寄棟も一般的で、定番の屋根です。
洋風というよりも若干、和風なイメージです。
外壁等が洋風イメージなので、全体とすると、洋な感じにはなり、違和感もありません。
屋根構造的にも雨水の流れるバランスが良いので、好まれます。

寄棟屋根↓

これらの寄棟と切妻の複合型は、屋根を複雑に見せて、豪華な感じに仕上がります。
少し屋根の谷は出来ますが、施工がきっちりされていれば問題ないですし、意外とこれがお勧めです。

複合型屋根↓

屋根でもイメージはガラッと変わります。

後は、鉄筋コンクリート造りでは多い陸屋根も最近では、木造でも造られます。
雨漏れの心配は付きまといますが、ボックス型の建物が好みの方は木造でも可能です。
しかし、仕上げをバルコニーと同じ(FRP防水)ではやはり心許無いので、外壁で四角に立ち上げ、内部は勾配をつけてコロニアル、陶器瓦を載せる形の方が無難です。

外壁は最近の主流では、サイディングボードが多いです。
施工性・製造性に優れ、安価で耐久性も確保でき、金具留め工法での施工であれば、地震の揺れに対しても、対応可能です。
ただ、表面プリントタイプが多いので、近くによると偽物感を感じてしまいます。
(本当に増えている工法なので、技術も発展し、気にならなくなってきました。)
それと、材料と材料の間はコーキングを打つのですが、このコーキングが多少、劣化が早いので、気にして見て頂いて、必要性が有れば早めにメンテナンスする事をお勧めします。

本物にこだわりたい方は、タイル張りや塗り壁をお勧めします。

タイルは素晴らしい素材です。
ですが、額面でかなり差があるため、選択には慎重になられた方が良いです。(サイディングに比べ100万円以上差が出る場合あります。)
メンテナンス性も良いですが、やはり湿気の具合等、場所柄、面の方角によっては、表面のコーティングは気にしてお金を掛ける必要があります。

サイディングも遠目に見れば、最近の物は負けていないですし、予算差を考えれば、個人的にはサイディングで十分と考えます。

塗り壁工法も昔からあり、実績もありますが、色落ち・汚れの目立ちは一番出てしまいます。
定期的に塗り替える覚悟があれば、候補に挙げても良いと思います。
出来上がりの状態は非常にきれいですし、職人さんの腕に少し左右されますが、
凄く「味」があります。個人的には好きです。

外壁の素材も様々あり、それぞれにメリット・デメリットがあるので、
それを考慮した上で、選択して行く事で、後々の後悔も無くなってきます。
”後から知る”事は、後悔につながりやすいので、先に知っておくことが大切だと思います。

今回は、間に写真も入れて見ました。
意外と簡単に出来たので今後も使ってみたいと思います!
ブログを始めて2週間位経ち、少しづつ上達してきたように感じます!
まだまだ、たくさん出来る事があると思うので、挑戦していきます。
コメント等でアドバイス頂けるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

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